ネット通販市場拡大は歯医者さんにも影響する

12 6月
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経済産業省が実施している「電子商取引に関する市場調査」の中で、国内電子商取引市場規模という項目があります。わかりやすく言い換えると、インターネットを通した取引でどれくらいの金額が動いたのか?を調査したものです。

 

BtoC-EC市場規模の推移を見ると、インターネット人口普及率の高まりと歩調を合わせるように、あるいはそれ以上のペースで年々ネット取引の市場規模は拡大し続けていることがわかります。

2005年からの10年間でおよそ4倍に
EC化率とはBtoC取引全体のうちECが占める率

 

 

ネット市場拡大についてはニュースをはじめテレビ番組でも話題にのぼることが少なくありませんが、それを見て「ウチの店(会社)はネット通販なんてやらないし関係ないな」と思っていた方はいらっしゃいませんでしょうか?

おかしいと感じられるかもしれませんが、例えばタイトルに書いたように通販などとは全く縁がなさそうな街の歯医者さんでさえネット通販市場拡大の影響を免れることはできないのです。

 

 ネット通販市場拡大が意味するもの

 

歯医者さんにも影響があると言っても、もちろん入れ歯安定剤や歯ブラシ、歯磨き粉をネット通販で売らなければいけなくなるとかそういった理由ではありません(もしかしたら既にそんな歯医者さんがあるかもしれませんが)。

ネット通販市場が拡大しているということは、つまりインターネットの利用・活用が多くの人にとって特別なものではなくなってきているということを意味します。例えばネットが普及する以前、歯医者さんの情報を集める手段は黄色い電話帳か口コミにほぼ限られていました。ところがインターネットの登場によって電話帳や口コミも選択肢として存在し続けている一方で、”困ったらまずはネット検索”という人達の割合は確実に高まっており、ネットへの対策は必須となりつつあります。

 

(そんな歯医者さんは存在しないと思いますが)たとえば仮に、 電話回線を引いてさえいない歯医者さんA  電話で問い合わせが可能な歯医者さんB があったとしたら、よほどのことが無い限りみんなBへ行こうと思うはずです。

同じように、ホームページを持たない歯医者さんCと、ホームページで診療について詳しい説明があり、問い合わせにもメールで対応してくれて予約もネットで完結できる歯医者さんDとがあったとしたら…「Dの方にしよう」と考える人の割合が増えているということを、ネット通販市場の拡大は意味しているのです。

ネット対策で後れを取るということはつまり、対策・対応で先行している競合医院に患者さんを奪われることをある程度覚悟しなければならなくなってしまうということなのです。もちろんこれは 歯医者さんに限ったことではなく、どんなご商売にも共通している と言えます。

 

 通販の壁を越えた人はよりネット派に

 

インターネットが日本で普及し始めた当初「よくわからない遠くの店から買うなんて怖い」と、特にネット通販に関しては敬遠する人が多数派でした。当時ネット通販を実施しているお店自体もまだ少なく、一部のマニアが使うものといったイメージは根強いものがありました。

ネット検索で情報収集やメールや掲示板でのやり取りといったネットの利用については比較的すぐ多くの人に受け入れられた感はあるのですが、お金が絡むネット通販に関しては抵抗を感じる人が多く、心理的障壁が高かったのです。私自身初めてのネット通販利用がいつだったかは思い出せないほど昔ですが、初めの頃は購入を決定するボタンを押す際本当にドキドキして何度もやり直したことだけは鮮明に覚えています。

 

この「遠くの見えない会社を信頼して個人の情報とお金を渡す」という高くて厚い壁を乗り越えてしまうと、もう怖い物なんてなくなります。それまでよりも積極的にネット通販を利用し、通販以外での問い合わせでも「電話よりインターネット」を選択したいと考えるように私自身なりました。他の人たちも同じように考え、行動するようになったとしても何ら不自然ではありません。

特に近年のSNS普及も手伝って「電話は面倒。メール等文字を使って、自分の都合のいい時間(深夜等)に問い合わせしたい」と考える人は確実に増加しています。宅配大手のヤマト運輸も昨年6月からすでにSNSの活用を進めるなど、そのうねりは社会全体に及んでいるといっても言い過ぎではないと思います。

 

 まだ伸びしろが大きいEC化率

 

他国のEC化率を見ると、アメリカが7%、特にEC化が進んでいる中国では15%となっているそうです。日本でも現在右肩上がりに推移していることを考えてもまだしばらくは増え続け、そう遠くない将来には20~25%ほどになるのではないかと予想されています。つまり、個人が買い物するお金の動きのうち1/4程度がネットを経由したものになりそうだということが予想されています。

もちろんこれは「全人口の1/4の人だけがネットで買い物するようになる」という意味ではありません。消費する金額のうち5%くらいをネットで使うライトユーザーがいたり、一方で40%もネットで消費するヘビーユーザーがいたりする中で、EC取引額の割合が全取引中の20~25%くらいになりますという意味です。ネット通販に親しむようになる人の割合はもっと高く、インターネット人口普及率と同じく80~90%程度になるはずです。

利用する人がこれだけ主流になってしまうとインターネットの対応をしていない会社、お店、クリニック等は先ほど例に挙げたような「今どき電話も無いお店」に限りなく近い扱いを受ける可能性さえあります。

もちろんネット通販に親しむ人が増えるからといっても、すべての人がネット対応を希望するようになるわけではありません。ネットを経験したうえでやっぱり電話が一番という人もいらっしゃいます。しかし仮に少なく見積もって全体の1/3の人が他の手段よりもネットを好んで行動するようになると考えた場合でも、それは 商圏人口の1/3もの人たちを失ってしまうのと同じことを意味します。 本当に恐ろしいことだと思いますが、これは決して大げさなお話しではありません。

 

 千里の道も一歩から

 

どんなに運動神経がいいとしても、明日急にフルマラソンで42.195キロ走れと言われて完走できる人はいないはずです。少しずつ距離を伸ばしながら日々トレーニングを重ねて、やっと完走できるかな?というのが普通です。

インターネットについても同じことが言えます。重要で避けられないことであるとは言え、いきなり積極的に情報発信ができたり、メールでのお客様とのやり取りができる人はいません。実に厄介なことなのですが、ネット上での文字でのコミュニケーションにはちょっとしたコツがあり、なんとなく書いとけばいいやというものではないのです。

 

メールでのやり取りは情報がほぼ文字に限定されるため、例えば対応に気を付けないと相手とトラブルになったりもします。NHKの子供向け番組などでもSNSでのやり取りで”自分が書いた文章がどう伝わるか?””どのようにして誤解は生まれるのか”などをテーマにしたものが度々放送されています。このように 全国の子供達に向けて啓蒙活動が行われるほど、インターネット上での文字のやり取りは誤解が生じやすく、危ういものなのです。 

 

もしも5年後、10年後もご商売を継続したいと考えていらっしゃるとしたら、メールへの対応も含めてネット対策は必須となります。今は苦手であったとしても最適なパートナーと共に、まずは歩くことから、そしてジョギング、さらにはマラソンへ…といったように、少しずつゆっくりと段階を踏んでいけば難しいことではありません。「やばい!」となってしまってからですと、段階を踏んでじっくりと歩を進める余裕はなくなってしまい、状況はさらに悪化してしまいます。

NEGIは ホームページ制作だけではなく、インターネットの具体的な活用方法やメールを書く際の注意点などについてご提案・サポートが可能です。 最初の一歩を踏み出す際のパートナーとしてお選び頂けましたら幸いです。

 

 


 

NEGIのホームページは売りっ放しではなく、継続して管理させて頂く事が基本です。そのため嘘をついたり大袈裟な説明をしてまで拡販したいとは考えません。そのような事をしてもお客様のためにならないのはもちろん、私自身のためにもなりません。

そのためご相談頂いた際、私のご提案するホームページではお役に立てそうもない場合には、ありのままを正直にご説明して辞退させていただくこともあります。

 

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などなど、ご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせください。

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